クライアント様の課題
売上は安定しているものの、今後の更なる成長のための打ち手を模索しているというご相談でした。
制作内容
「安心・安全な食文化の継承」をテーマに、日本一の梅の里・和歌山県みなべ町にて、自社農園での栽培から加工・販売までを一貫して手がけています。農薬や化学肥料を可能な限り抑えた「特別栽培」の南高梅を主軸に、化学調味料や着色料を使用しない無添加製法や、塩分を抑えた健康志向の商品開発を徹底。ギフト市場や家庭用需要、さらには定期便サービスなど、梅干しを通じて現代の健やかな食生活を支える企業様です。
売上は安定しているものの、今後の更なる成長のための打ち手を模索しているというご相談でした。
散らばった情報を束ね、ブランドの「芯」を強くする
これまで別々だったコーポレートサイトとECサイトをひとつに。管理の手間をぎゅっと凝縮することで、その分、一つひとつのコンテンツを磨き上げる時間を生み出しました。情報の鮮度が上がり、ブランドの「今」がダイレクトに伝わる運用体制へと変化しています。
単なる「商品の羅列」から「暮らしの提案」へと転換しています。「10年後の健康」という長期的なベネフィットの提示や、ユーザーの日常に寄り添うコンテンツを強化しました。ECサイトとしての利便性だけでなく、ブランドに対する愛着(ファン化)を育む設計にしています。
Before
After
「梅干し」と一口に言っても、塩気のきいた昔ながらの味から、甘みのあるものまで様々な種類があります。塩分量を抑えたい方など、直感的に好みの味を探し出せる「味の分布図」をご用意しました。迷う時間が、自分だけのお気に入りを見つけるワクワクする時間へと変わります。
期待を遥かに上回るクオリティを目の当たりにし、正直驚きを隠せませんでした。実は新商品の開発を進めるべきか足踏みをしていたのですが、完成したデザインを見て「これほど良いものを作っていただけるなら、挑戦しない手はない!」と勇気が湧いてきました。
私たちの次なる一歩を後押ししてくれる、大きな原動力となりました。新商品、やります!
良いモノを作っている自負はある。けれど、それをどう伝えれば次の成長に繋がるのか…。いま、多くの企業様が抱えている悩みだと思います。
今回取り組んだのは、あちこちに散らばっていた情報を整理して、一つの大きな物語として整えることです。BtoBとBtoCの統合や、梅干しの選び方がわかる分布図は、ただ便利なだけでなく、ブランドの誠実さを「ここなら安心して購入できる」と感じてもらうための手段です。
納品後、オーナー様から「新商品の開発に挑戦する!」とお話しいただいたとき、デザインが単なる見た目を超えて、心に灯をともす力になれたことは、この上ない喜びです。
ブランドが秘めている可能性を再発見し、未来へと一歩踏み出すきっかけを作ること。その過程に携わらせていただいた経験は、これからの私たちにとっても大きな励みとなりました。